阪神・小川 250万円アップ 「球児フォーク」で2年目の飛躍期す

[ 2020年11月30日 15:50 ]

年俸950万円で契約更改し、会見後に笑顔を見せる小川 一平(代表撮影)=阪神球団事務所
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 ドラフト6位ルーキーの阪神・小川一平投手(23)が30日、兵庫県西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季700万円から250万円アップの年俸950万円(金額は推定)で更改した。

 人生初の契約更改に臨んだ右腕は「すごく緊張しました。今年は自分の中でいい結果ではなかったので、(年俸が上がったのは)よかったと思います。自分の中では開幕1軍は考えてもいなかった。始まってからは悔しい入りで入って、そのまま、いい結果が残せなかったと思います」と振り返った。

 1年目の今季は開幕2戦目の6月20日の巨人戦でデビューし、21試合に登板して0勝0敗、防御率4・71。来季以降へ向け「(課題は)コントロールですね。四球も多くて、自分からカウントを悪くすることが多かったので。真っすぐを投げて打たれることが多かったので、フェニックスではカウント球の変化球に取り組んできました」と課題を掲げた。

 シーズン途中にはプロ入り前から憧れの存在だった藤川からフォークを教わり、「それ(藤川に教わったフォーク)を決め球にしていけたらと思っています」と前を向いた。

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