阪神・矢野監督が発案!秋季練習打ち上げ、約2時間30分間の「甲子園大掃除締め」

[ 2020年11月30日 05:30 ]

室内練習場を掃除する矢野監督(右)(球団公式インスタグラムより)

 異例の「甲子園大掃除締め」だ。阪神は29日、15日からの秋季練習を打ち上げた。矢野監督の発案で手締め後は選手、スタッフ全員参加の大掃除を実施。本拠地を自分たちの手で清め、今季のチーム活動を終えた。

 「学校じゃないけど。汚れている部分をみんなでキレイにして。掃除したら気持ちもスッキリするやん。要らない物を捨てたりとか。トイレ掃除するとか。何かちょっと清められる気持ちになるやん。1年間、お世話になった場所なんでね」と矢野監督。

 ブルペンや室内練習場だけでなく、クラブハウス内のロッカーや風呂場、トイレに至るまで約2時間30分間。今季37勝19敗4分けと、18もの貯金をつくった甲子園への感謝の気持ちを込めた。

 秋季練習では、午前中はほぼ守備力強化に時間を割いた。「エラーが多かったことで、午前中はだいたい守備をやってきた」。来春キャンプは詳細未定ながら、早い段階から実戦を組む予定。「紅白になるのか、シートの形になるのか、第1クールから入れていくつもり」。勝負の3年目はもう始まっている。(山添 晴治)

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