巨人・中島、逆転日本一諦めん!初回から9球連続ファウルで粘り、14球目空振り三振もスタンド沸く

[ 2020年11月25日 19:11 ]

SMBC日本シリーズ2020第4戦   巨人―ソフトバンク ( 2020年11月25日    ペイペイD )

<ソ・巨>初回2死一、二塁、中島は三振に倒れるも粘りをみせる。捕手は甲斐 (撮影・森沢裕)
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 巨人の中島宏之内野手(38)が初回から逆転日本一への並々ならぬ執念を見せ、敵地・ペイペイドームを沸かせた。

 悪夢の3連敗であっという間に日本一へ王手をかけられた巨人。原監督は大幅に打線をテコ入れして第4戦に臨んだ。その決断が初回から奏功し、1番・若林、2番・坂本の連続二塁打で今シリーズ4戦目にして初めて先制に成功した。

 さらに3番・丸、4番・岡本が倒れ、5番・ウィーラーが四球で歩いた2死一、二塁で打席に入った6番・中島はソフトバンク先発左腕・和田毅投手(39)と空振り、ボール、ファウル、ボールと続いた2ボール2ストライクから9球連続ファウルで粘り、14球目のチェンジアップに空振り三振。追加点はならなかったものの、アラフォーになったベテラン同士の意地と意地のぶつかり合いにペイペイドームにはどよめきと歓声が広がっていた。

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2020年11月25日のニュース