広島・床田 後輩の森下に負けられん! 現状維持でサインし来季へ決意新た

[ 2020年11月23日 18:41 ]

秋季練習に参加し、内野ノックを受ける床田(撮影・河合 洋介)
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 広島の床田寛樹投手(25)が23日、広島市内で契約更改交渉を行い、現状維持となる2700万円でサインした(金額は推定)。

 今季は先発ローテーションの一角として期待されたが、15試合に先発登板し5勝8敗。防御率は4.93に終わった。球団との話し合いでは「思い通りに行かない、悔しいシーズン。前半がダメだった。後半、らしいピッチングができたから、それを来年、最初から続けて欲しいと言われました」と反省した。初回に失点する課題が出て、8月から9月にかけて自身5連敗するなど不調で、昨年の7勝(6敗)には及ばなかった。

 一方でシーズン終盤には本来の投球を取り戻すなど、来季に向けては光明も見えている。通算57勝を挙げたK・ジョンソンの退団が決定的で、先発左腕は貴重な存在。来季は自身初の2桁勝利にも期待がかかる。森下、中村祐、遠藤ら刺激になる存在が増えたことに床田は「自分より年下であれだけのピッチングをしてるというのは、やっぱり年下にも負けたくないんで、何とか先輩らしい所を見せたいなと思う」とキッパリ。目の色を変えて、練習に取り組むつもりだ。

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2020年11月23日のニュース