九共大・坂元 公式戦初先発で初勝利、7回無失点に「自分のペースに持っていけた」

[ 2020年9月26日 18:57 ]

福岡六大学野球第2週1日目   九共大6―0福教大 ( 2020年9月26日    FITスタジアム )

<九共大・福教大>7回を投げ、無失点に抑えた九共大・坂元(撮影・中村 達也)
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 九共大は公式戦初先発の坂元創投手(1年・春日)が7回2安打無失点の好投で大学初勝利を飾った。

 高校時代から最速146キロ右腕として注目されていた坂元。序盤から力強い直球を中心に投げ込んでいった。制球が不安定で6つの四死球を与えるなど毎回のように走者を出したが、5回の2死満塁を防ぐなど持ち前の粘り強いピッチングを披露した。

 6回以降は「狙われていると思った」と変化球主体に切り替え6、7回は打者6人をピシャリと抑えた。「徐々に自分のペースに持っていけた」と話した。

 同校OBの大瀬良大地(広島)のような投手になることが目標。チームは2勝1敗で首位の九産大を追う。坂元は「全国大会に出場できるように、貢献したい」と誓った。

 ◆坂元 創(さかもと・そう)2001年(平13)7月20日、鹿児島県生まれの19歳。2歳で福岡県春日市に移住し、小学1年時に上白水ジュニアライオンズでソフトボールを始める。中学では硬式の福岡スワローズに所属。春日では1年秋からベンチ入りし、2年春からエース。1メートル87、86キロ。右投げ、右打ち。

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