広島・大瀬良 初回の打球直撃アクシデント乗り越え、86球力投 5回5失点で降板

[ 2020年8月15日 20:13 ]

セ・リーグ   広島―阪神 ( 2020年8月15日    京セラD )

<神・広> 初回1死三塁、サンズの打球を足に受ける大瀬良 (撮影・平嶋理子)
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 広島のエース、大瀬良大地投手(29)が15日の阪神戦(京セラD)に先発登板。初回にサンズの痛烈なピッチャー返しが左すねを直撃するアクシデントに見舞われながら86球を力投し、5回8安打5失点(自責4)で降板した。

 大瀬良は初回、1番・近本を打ち取った後で2番・糸井に右中間へ三塁打され、1死三塁のピンチ。ここで打席に入った3番・サンズの鋭い打球が左すねを直撃して適時二塁打となり、先制点を許した。

 ここでベンチからは沢崎投手コーチが心配そうに出て来たが、打球がライナーで直撃したにも関わらず、大瀬良は表情ひとつ変えず。そのまま続投し、4番・大山は三ゴロに仕留めたものの5番・ボーアに中前適時打されて2点目を失った。

 味方打線が主砲・鈴木誠の12号ソロで1点を返し、1―2と1点差で迎えた3回には不運な守備のミスもあって1失点。2―3として迎えた5回にも2点を失うと、この回を投げ切って降板した。

 大瀬良の投球内容は5回で打者25人に対して86球を投げ、8安打5失点(自責4)。3三振を奪い、四球はなかったが1死球だった。

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