西武 価値ある引き分け 源田3安打 救援陣が奮投

[ 2020年7月4日 05:30 ]

パ・リーグ   西武4―4オリックス ( 2020年7月3日    メットライフD )

6回、2点適時打の源田は送球が乱れる間に三塁へ(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 西武が価値あるドローだ。昨季から12連勝中の先発・ニールが1―0の6回に4失点して降板。しかし、直後の攻撃で打線が奮起した。先頭の中村が中越えソロを放つと、2死から源田が同点の2点適時打。試合前まで49打数8安打、打率・163だった源田は3安打し「みんなに負けないように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

 辻監督は「ニールは負けない投手。打線が追いつくと信じていた」と冷静に見ていた。「リズムがよくない中で何とか試合をつくろうと努力はした」と話すニールを援護したのは、打線だけではない。7回以降、平井、若手の平良らが無失点でつなぎ、今季初の延長戦を引き分けに持ち込んだ。指揮官は「今年に限っては後ろがしっかりつなぎながら0点に抑えてくれる」と、今後も期待した。 (大木 穂高)

続きを表示

2020年7月4日のニュース