楽天 8日活動再開 3・30休止から40日ぶり 石井GM「宮城で野球やる環境は整いつつある」

[ 2020年5月8日 05:30 ]

楽天の石井GM
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 楽天は、8日から希望選手を対象に球場を使用した自主練習を開始すると発表した。新型コロナウイルス感染予防策で3月30日からチームの活動を休止し、さらに球場など施設も閉鎖していた。宮城県内では4月29日から新たな感染者が確認されておらず、石井一久GMは球団を通じ「宮城で野球をやる環境は整いつつあると判断した。球団施設を使って、グループ分けをしたトレーニングをスタートする」とコメントした。

 「3密」を避けるために選手を計6グループに分け、1軍と2軍の施設で午前と午後に分かれて2勤1休のローテーションで練習を実施する。施設は時間差で利用し、ロッカーも3カ所に分離して完全入れ替え制にする。浴場や食堂は閉鎖し、スタッフも必要最小限の人数で対応。施設内やトレーニング機器の消毒を徹底し、今後も練習以外の不要不急の外出の自粛は継続する。

 選手にとっては待望の施設開放。選手会長の則本昂は球団を通じ「施設で練習できるのはありがたい。気持ちを緩めず、感染防止策を徹底し、状態を上げていきたい」と喜びのコメントを発信した。(重光 晋太郎)

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2020年5月8日のニュース