巨人 新人26年連続1軍出場記録へ ドラ1堀田手術…ドラ2太田がつなぐか

[ 2020年5月8日 06:30 ]

2020ルーキー記録に挑戦(11)

堀田(左)は右肘手術、太田はコンディション不良で出遅れ。26年連続新人1軍出場へ巻き返せるか
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 巨人には昨秋のドラフトで育成2人を含む8人が入団。うち、主な選手の今春の状況を振り返ると、1位の堀田(青森山田)は自主トレ中に右肘炎症を訴え4月にトミー・ジョン手術を受けた。さらに、即戦力と期待される2位の太田(JR東日本)はコンディション不良で出遅れ。上位指名2人が順調さを欠いたこともあって、12球団で唯一、ルーキーがオープン戦に登場しなかった。

 太田はその後、4月3日の紅白戦でプロ初先発するなど、首脳陣の評価を上げている。

 ドラフト制となった66年以降、巨人で新人が一人も1軍に出場できなかったのは73、82、94年の3シーズンだけ。95年から昨季までは25年連続で新人が1軍デビューしている。

 なお、記録の継続中には、わずか1人だけのシーズンも3度。それぞれの出場者を見ると、08年は加治前竜一が35試合に出場、翌09年は大田(現日本ハム)がわずか3試合の出番で2年連続の綱渡りをしのぐと、14年は小林が63試合に出場し記録を継続した。

 昨季は1位の高橋、6位の戸郷、育成1位の山下航と新人3人が1軍入り。今季も記録継続へ頼もしいルーキーが現れるか。

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2020年5月8日のニュース