ロッテ・井口監督 自主練習中の選手に「自分を見つめ直す機会。時間を大事に」

[ 2020年4月25日 15:07 ]

エアロバイクをこぐロッテの井口監督(球団提供)
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 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、チーム活動を自粛しているロッテの井口資仁監督(45)が25日、球団広報を通じて、メディアの質問に応じた。

 ――練習ができない中、選手とのコミュニケーション、状態はどのように把握していますか?

 「基本的には各自が個々の課題と向き合いながらやってくれていると信頼して任せています。チーム練習が再開された時にはしっかりと体を動かせて、入っていけるようにしてもらいたい。選手と連絡をとっているマネジャーやメディカル担当からは各自、しっかりとできる範囲で体を動かしてくれていてみんなコンディションはいいと聞いています」

 ――この機会を選手はどのように過ごしてほしいですか?

 「キャンプ、オープン戦とここまでやってきたことを見直して、自分を見つめ直すいい機会にして欲しいです。やらされる練習ではなくて自分の中でできること、その中でしないといけないことをしっかりと考えて時間を大事にして欲しい。もちろん家でできるトレーニングは限られていると思いますが、その中でいかに工夫をするか。限られた中でもしっかりとやってくれていると私は選手たちを信頼しています。チーム練習で再開した時にやってきたことを見たいです」

 ――無観客試合になる可能性があることについてどう考えるか?

 「ファンあってのプロ野球なのでファンの方と一緒に戦いという気持ちは強く複雑ですが、仕方がないと思います。大事なのはやはり一日も早く事態が終息することであり、そのためにここまで我慢をしてきているし、これからも我慢をしないといけない。今はとにかく事態が終息し、一日でも早く選手たちのプレーを目の前で見てもらえる日が来ることを願うしかないです」

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2020年4月25日のニュース