中日・藤井 大切なのはプロ意識「仕事として意識を持って体を動かしていれば…」

[ 2020年4月22日 17:00 ]

中日・藤井
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 中日・藤井がプロ意識の大切さを訴えた。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、4日間の活動休止を経て5日ぶりにナゴヤ球場で自主練習。室内練習場でキャッチボールや打撃練習などで体を動かしたベテランは、テレビ会議システム「Zoom」によるオンライン取材に応じ「はっきり言ってプロ野球生活でこんなことあったことないし、過去にこういうふうに乗り切ったのでと言えることは何もない」と現状を冷静に見つめた。

 その上で「やっぱりどこまでいってもプロ野球選手である以上は野球をする。野球が仕事なので、だから限られた中でも仕事としてきちんと意識を持って体を動かしていれば、シーズンに急きょ入りますよとなっても対応できるんじゃないかなと。あくまでシーズンに入っているという気持ちを持っているだけで違うんじゃないかなと思う」と訴えた。

 ただ、現在は選手を細かく班に分け、時間差を設けた分離練習を行っているため、後輩と会話する機会もない。「いま会わないので、顔を合わせないから話すことないし、難しいところ」と腕組み。

 それでも「こういう状況で皆さんもストレスがたまったり、せっかく開幕すると思っていたのにという思いもあるかもしれないですが、いま我慢した分、頑張った分、開幕してからより一層面白く、野球を見ていただけるように僕は準備しますので、皆さんも応援したい熱を貯めに貯めて、開幕を待ってください。一緒に頑張りましょう」とファンへ呼びかけた。

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2020年4月22日のニュース