巨人・岡本“モデルデビュー”68センチ「極太太腿」も「僕のサイズに合うデニムがあるのかとビックリ!」

[ 2020年4月22日 05:00 ]

人気デニムのモデルを務めた巨人・岡本(FINEBOYS Online提供)
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 巨人・岡本和真内野手(23)が「モデルデビュー」することが21日、分かった。22日午前10時に公開される男性ファッション誌のウェブマガジン「FINEBOYS Online」で人気デニムをはきこなす。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出自粛が続く野球ファンに、スマホで楽しむことができる明るい話題を主砲が届ける。

 グラビアアイドルのウエストをしのぐ68センチと「極太太腿」の岡本が、きれいなシルエットに収まる。「僕のサイズに合うデニムがあるのかとビックリ!」と驚きの声を上げた。

 オランダのデニムブランド「G―Star RAW」の人気モデル「D―STAQ」。野球選手は尻周りが厚く太腿が発達しているため、なかなか体形に合うパンツがないと言われるが、同デニムはとにかくストレッチが利く。2年連続30本塁打以上を生んだ強じんな下半身から「はけるズボンがない」と話していたが、全体に柄のあるTシャツと見事にコーディネートした。

 岡本とズボンと言えば、18年末の「ヤナセ・プロ野球MVP賞」の授賞式。贈られたメルセデス・ベンツに試乗しようとした際、スーツのズボンの股が破れるハプニングがあり、笑い飛ばしていた。

 22日に公開される「FINEBOYS Online」では人気デニムを見事にはきこなし、ポーズを決めている。打席とは違う、23歳の若者の顔を見せ「ファッションにはかなり疎いので、撮影は凄く緊張しました。笑顔も苦手なので」とコメント。ファッション観が分かるインタビューと、撮影時の動画も掲載される。

 外出自粛が続く野球ファンにとっては明るい話題である。東京など7都府県に「緊急事態宣言」が出されてからこの日で2週間となった。岡本の撮影は同宣言の前に行われたもの。ウェブ上での公開のため、自宅を出ることなくスマホなどで楽しむことができる。

 「G―Star RAW」のデニムをはいた、まさに「Gスター」。開幕は不透明で個人調整期間も「当面の間」に延長されたが「何も考えない。“無”です。毎日やれることをやる」と黙々とバットを振り込んでいる。

 新人だった15年、初めて立ったお立ち台で「奈良からきたジョニー・デップです」とかましてから5年。俳優業の傍ら雑誌でモデルを務める本家のように、野球選手として大きく成長した主砲のモデルデビューとなった。

 ≪イケメンコンビさすが≫岡本と同僚の吉川尚と石川もモデルに初挑戦した。正二塁手の筆頭候補である吉川尚は、ネービー色の上着と合わせて都会的で清潔感あふれる印象の着こなしを見せ「(モデルは)初体験だったので、緊張しました」。強打で「ダイナマイト慎吾」の愛称を持つ石川は普段から同ブランドのデニムを愛用しており、あえて着崩した感じを出す「男前コーデ」を披露。巨人のイケメンコンビが、モデル顔負けの姿を見せている。

 ▽FINEBOYS(ファインボーイズ) 日之出出版が発行している男性向け月刊ファッション雑誌。毎月9日発売。大学生世代をターゲットにした、きれいめなコーディネートを提案している。過去には俳優の松坂桃李、杉野遥亮らが専属モデルを務めた。18年4月にウェブ版の「FINEBOYS Online」をスタートした。

 ◆プロ野球選手のモデル活動
 ☆松井秀喜 ヤンキース時代の06年に男性ファッション誌「MEN,S EX」5月号の表紙を飾った。特集では、最先端の街ニューヨークでの生活ぶりや理想の家族像などについて語った。  ☆高橋由伸 男性ファッション誌「メンズクラブ」の99年新年号で、プロ野球選手として初の表紙モデルに抜てき。エルメス、カルバン・クラインなどのブランド品を着こなし、グラビア7ページにも登場した。  ☆新庄剛志 日本ハム時代の04年に男性ファッション&ライフスタイル誌「GQ JAPAN」5月号の表紙に登場。06年3月にはファッションイベント「東京ガールズコレクション」に参加し、約2万人の前で腹筋を披露した=写真。  ☆ダルビッシュ有 日本時代の07年に女性誌「GLAMOROUS」と「anan」でヌード姿を披露。09年には当時、日本ハムがオフィシャルスーツ契約を結んでいたメルボ紳士服のブランド「麻布テーラー」のモデルとして男性ファッション誌「メンズノンノ」、「Gainer」に登場した。

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