ヤクルト・五十嵐「子供の勉強を見ながら自分の頭もリフレッシュ」

[ 2020年4月20日 05:30 ]

神宮で投球練習するヤクルト五十嵐(球団提供)
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 ヤクルト・五十嵐が神宮で投球練習などを行い調整した。自主練習も場所や時間が分散されるが、40歳右腕は「ストレスを感じるより、“今、できることは何だろう”と考えながら少しずつ意識して行動しています」とプラスに捉えている。

 例年はナイター生活が続くため長女や長男との会話も少なかったが、休校により「家族といる時間が多くなったので、子供の勉強を見ながら自分の頭もリフレッシュしたりしています」と父親として貢献。現役では1学年上の中日・山井に次ぎ、同じ5月28日生まれの阪神・能見と並んで球界2番目の高齢投手は「自分の体を冷静に見られたり、見直しができる時間と考えています」と話した。

 開幕は41歳を過ぎてから迎えることが濃厚。「(ファンの)皆さんと笑顔で会える日を楽しみに全力で予防と調整をしたいと思います」。NPB通算登板は歴代7位の822試合(日米通算は905)。あらゆる経験を生かし、前例のないシーズンにつなげる。(伊藤 幸男)

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2020年4月20日のニュース