DeNA フードバンクに球場グルメ「ベイマグロ皿」を寄付 開幕延期受け食材を活用

[ 2020年4月16日 16:36 ]

DeNAが寄付したベイマグロ皿
Photo By 提供写真

 株式会社横浜DeNAベイスターズと株式会社横浜スタジアムが16日、球団オリジナルフード「ベイマグロ皿」約1100食分(約55万円相当)を社会福祉法人横浜市社会福祉協議会とNPO法人フードバンク横浜へ寄付した。食材寄付を行うのは両社ともに初めての試み。

 シーズン開幕に向け、同商品を準備していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開幕が延期となり、食材の有効活用について検討。廃棄ロスを防ぎ、食料支援を必要としている方が増えている社会課題への貢献につながることから、食材寄付を行った。

 株式会社横浜スタジアムは、01年から地域に発生する様々な福祉課題解決に向けて総合的支援活動を行う社会福祉法人横浜市社会福祉協議会にシーズンシートを寄付しており、本食材の有効活用について、同協議会に相談したところ、食材輸送を含めて受入体制が整っている横浜市社会福祉協議会に約100食分、フードバンク横浜に約1000食分を受け入れてもらうことになった。

 以下、株式会社横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長および株式会社横浜スタジアム取締役会長 岡村信悟氏のコメント

 「プロ野球の開幕は延期となってしまいましたが、スタッフが心を込めて準備した食材をムダにすることなく、有効に活用していただく機会をいただき、大変嬉しく感じています」

 以下、社会福祉法人 横浜市社会福祉協議会のコメント

 「このたびはご寄付を賜りまして、誠にありがとうございます。新型コロナウイルスの影響で、食に困っている方からのご相談が増えています。いただきましたご寄付は、そうした困難を抱える方々に配分させていただきます」

 以下、NPO法人フードバンク横浜のコメント

 「ご支援いただきました『ベイマグロ皿』は、横浜市に拠点を持つ多くの企業様にお力添えをいただきながら、横浜市の支援先へ届けられます。フードバンク横浜が、その支援の輪をさらに広げられるよう、活動してまいります」

続きを表示

2020年4月16日のニュース