阪神・近本 開幕待ちわびるファンに「できるだけ外出しないよう…」

[ 2020年4月16日 16:02 ]

<阪神自主練習>ZOOMで取材を受ける近本
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 前日15日に自主練習を再開した阪神はこの日も甲子園、鳴尾浜球場で選手らが汗を流した。自主練習は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、午前と午後に分かれて3密(密集、密接、密閉)をつくらないように行われており、午後の練習に参加した近本がオンライン取材に対応した。

 この日の近本はダッシュやキャッチボール、ティーバッティングにウエートトレーニングで約2時間半、甲子園で体を動かした。「久々に外で体を動かすことが出来て、やっぱり楽しいというか、気分転換にもなりますし。ずっと家の中にいたんで野球の出来るありがたさを実感しました」。久々の甲子園のグラウンドとなったが「こういう状況で野球が出来ている。スタッフさんだったり球団の方に対して感謝したいなと思いますけど、それでも(感染する)リスクというのがありますので、しっかり意識して感染しないように、感染させないように取り組んでいきたい」と気を引き締めた。

 自宅待機が続いていた期間は「先の見えない時間だったので、先のことを考えずに、今日一日どのようにやっていこうかと考えていた」という。開幕を待ちわびるファンに向けては「開幕するためには、コロナに対して感染者数を出来るだけ増やさないように、そういう世の中にしていかないと開幕が見えてこないと思うので。出来るだけ外出しないよう努めてもらえるようにしていただきたいなと伝えたいです」と呼びかけた。

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2020年4月16日のニュース