阪神・福留　PLの先輩、片岡氏の回復願う「元気な姿を見られると…」

「Zoom」を利用して報道陣の取材を受ける阪神・福留（撮影・大森　寛明）
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　阪神は15日、甲子園、鳴尾浜の両球場施設での自主練習を開始した。藤浪ら3選手がPCR検査を受けた3月26日の午後に活動停止となって以来の施設開放。午前練習に参加した福留孝介外野手（42）はオンライン取材の第一声でチームから感染者を出したことを謝罪した上で笑顔で開幕できる日を信じ、後輩選手やファンに我慢を呼びかけた

　【福留に聞く】
　――体の状態は。
　「自宅でできることというのを選手みんないろいろやってきていると思う。そういう中で実際動いてみて、そんなに違和感なくというか、ある程度のことはできたんじゃないかと思います」

　――活動停止中の心境は。
　「やっぱり自分たちのチームから感染者を出してしまったということも考えながら、もっともっと自分たちが気を引き締めてやっていかないといけないなというそういう思いでいました」

　――こういう状況は長いキャリアでも初めて。
　「たぶんそれは、長くやっているとか関係なく野球選手だけじゃなく、今、周りの方々全員が本当に初めての状況。野球界がどうのこうのというのもありますけど、まず、誰しもが経験したことがない初めての状況だということを思うと、何て言ったらいいのかなとは思いますけど…」

　――PL学園の先輩でもある片岡氏が入院している。
　「昨夜ニュースで観まして、やっぱり、あの映像を観て、なかなか言葉にはならない状況でしたけど…。本当に早く回復されて元気な姿を見られると僕は心から願っていますし、早く回復していただきたいなという思いです」

　――メンタル、モチベーションの保ち方は。
　「本当に家の中でできること、逆に言えば今しかできないようなことをいろいろ家の中で探しながらやってみたり。テレビとか映画を観たりとか。普通にテレビをつけても、なかなか、その話題から離れることは難しいけど、一時でもいいから忘れるじゃないけど、そういうふうにして自分の気持ちをしっかりとつくりながらというのは心掛けていました」