ロッテ・レアード「完璧」3戦2発 無観客でも恒例寿司パフォ

[ 2020年3月23日 05:30 ]

練習試合   ロッテ2―6ソフトバンク ( 2020年3月22日    ペイペイD )

<ソ・ロ>5回、中越え本塁打を放ち、寿司ポーズをするレアード(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 ロッテ・レアードがまたも一発を放った。5回先頭でここまで無安打だった松本の144キロ直球を中堅左に運び「(2ボール1ストライクで)甘い球はしっかり捉えようとした。完璧な打球」と自画自賛。無観客ながら恒例の「寿司パフォーマンス」も披露した。

 オープン戦は25打数4安打、打率・160と不調だったが、20日の初戦も一発を記録。昨季17勝8敗と大きく勝ち越した相手との当初の開幕カードは3連敗となったが、助っ人は3戦2発としっかり調子を合わせてきた。

 試合後は神妙な表情を浮かべた。「全世界の皆さんが安心して生活できるようになってほしい。親戚も米国にいるので心配。感染が拡大しないように願っている」と新型コロナウイルスの影響で先の見えぬ状態に、陽気な男も心を痛めている。

 この日は一塁守備にも就いた。あくまでも三塁手として期待されるが「シーズンでも守ってくれというならば、戸惑わないようにしたい」と頼もしい限り。開幕延期となった時間を有効利用し、最善の準備を整えていく。(横市 勇)

続きを表示

この記事のフォト

2020年3月23日のニュース