侍・稲葉監督 ロッテ・種市の決め球フォークを高評価「楽しみに見ていきたい」

[ 2020年2月7日 05:30 ]

視察に訪れた侍ジャパンの稲葉監督の前で熱投する種市(撮影・長久保 豊)
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 【東京五輪金へ 稲葉EYE】侍ジャパンの稲葉監督は6日、昨季8勝と躍進したロッテ・種市のブルペン投球を見守り、候補選手の一人と位置付けた。自ら指揮した18年10月のU23W杯では主戦として2戦2勝、防御率1・80で最優秀勝率。「スピード、切れ、あの頃より成長し顔付きも違う。候補選手にはずっと入っているし、楽しみに見ていきたい」と評価した。

 決め球のフォークは外国人打者には武器になると見る。「ああいう縦変化は非常に有効。カーブで緩急もつけられる」とスタイルはともに戦い熟知する。

 33球投げた種市は「稲葉監督には“夏までしっかり見ている”と言われた。強烈な投球をしないと入れない。金メダル欲しいです」と表情を引き締めた。まだ21歳の伸びしろも大きな可能性を秘めている。(後藤 茂樹)

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2020年2月7日のニュース