阪神・木浪 昨年の雪辱へ雪上トレ!地元・青森で下半身強化「全試合出場を目指す」

[ 2020年1月9日 05:30 ]

ダンベルを手にトレーニングをおこなう木浪(撮影・大森 寛明)
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 「雪上トレ」で“仕込み”完了だ。阪神・木浪聖也内野手(25)が8日に鳴尾浜球場を新年初めて訪れ、年末年始に地元・青森で北国ならではのトレーニングに励んできたことを明かした。

 「雪の上を走るだけで足腰が鍛えられるので、意識して走ってきました。全てのプレーにおいて下半身が大事なので。重点を置いてやってきました」

 帰省翌日に「めっちゃ吹ぶいた」と“歓迎”を受け、次の日からランニングを開始した。10センチ~20センチほど積もった雪の上を1時間弱かけて走り抜ける日々。普段の地面よりも足腰に負荷がかかり、砂浜に似たような効果が実感できるという。

 「プレー中にしっくりくる足の状態(感覚)というのが何となく分かっているので、その感覚に近づけるためにやりました。シーズン中はここまでガンガン追い込めないので、この時期を大事に」

 すべての動きの土台になるのが足腰の強さや操作性だ。1年目に重要性を痛感したから妥協は許さない。その第一歩が「雪上トレ」というわけだ。

 「去年と一緒じゃダメ。越えるために今から準備しないといけないですし、そういうことができれば結果はおのずとついてくる。けがしないように追い込んで、全試合出場を目指していきます」

 常連だという地元のすし店にも足を運び、「何を食べてもうまいんです!」と仕込みバッチリの海の幸からパワーをもらって帰ってきた。鳴尾浜では片山とともに室内で打ち込むなど精力的に再始動。真価が問われる2年目に向け、準備にぬかりはない。(巻木 周平)

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2020年1月9日のニュース