侍J 山口&会沢“禁断バッテリー”の関係は…松田宣キッパリ「一言もしゃべったの見たことない」

[ 2019年12月1日 20:44 ]

セ・リーグベストナインに選ばれた広島・会沢(左)と巨人・山口(撮影・木村 揚輔)
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 プロ野球シーズンを締めくくるフジテレビ「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2019」が1日、午後7時から3時間スペシャルで放送され、侍ジャパンの松田宣浩内野手(36=ソフトバンク)が笑顔で”爆弾発言”をぶっこみ、スタジオが苦笑いに包まれる場面があった。

 侍ジャパンは11月に行われた国際大会「プレミア12」で2009年のWBC以来10年ぶりに世界の頂点に。その決勝の先発バッテリーが山口俊投手(32=巨人)&会沢翼捕手(31=広島)と発表されると、インターネットを中心に“禁断のバッテリー”と大きな話題を呼んだ。

 山口と会沢は“因縁の相手”として知られる。2012年8月2日のDeNA―広島戦(横浜)で9回1死一、二塁で代打に出た会沢は当時DeNAだった山口が投じた148キロの直球を顔面に受けて流血。救急車がグラウンドに入って試合が12分間に渡って中断し、病院に運ばれた会沢は鼻骨骨折と診断された。さらに2018年5月1日に行われた広島―巨人の首位攻防戦(マツダ)では2回、3回と山口から2打席連続で死球を受けた会沢がバットを放り投げてマウンドに詰め寄り、両軍選手がベンチを飛び出して一触即発の不穏な雰囲気が漂い、警告試合となったこともある。

 そのため、「プレミア12」で侍ジャパン公認サポートキャプテンを務めた司会の中居正広(47)が「ちょっとひとつ気になること聞いていいですか?」と“因縁の相手”が急にバッテリーを組めるものなのか質問。これに巨人で山口とバッテリーを組む炭谷銀仁朗捕手(32)が「山口も“会沢にはちょっと投げにくい”みたいな感じをシーズン中は言っていたんですよ」と証言した。スタジオがざわつく中、炭谷が「けど、お互いで、もう…こう…軽~く…なんかこう…和解…をしているような感じはあったので」としどろもどろになりながら続けると、中居は「軽~く和解…な感じ…」と眉根を寄せた。

 「だからプレミアでは普通にやった…と…思うんですけど…ね」と炭谷。言葉が途切れがちな炭谷に代わってここで話を引き取った松田宣は「いや、一言もしゃべったの見たことないです」とキッパリ。「なんで松田さん、そんなこと言うんですかぁ!?」と「アンタッチャブル」山崎弘也(43)が突っ込むと、話の発端となった中居は「なんか聞いてすみませんでした、聞きたかったもんで」と頭をかいていた。
 

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2019年12月1日のニュース