慶大・堀井監督始動 初日にさっそく練習試合

[ 2019年12月1日 18:51 ]

大学野球オープン戦   慶大1―1武蔵大 ( 2019年12月1日    慶大グラウンド )

武蔵大との練習試合で初采配を振った慶大・堀井監督
Photo By スポニチ

 東京六大学リーグ、慶大の堀井哲也新監督(57)が神奈川県横浜市の同大グラウンドで行われた武蔵大とのオープン戦で初采配を振った。特別ルールの12回制で臨んだ初実戦は1―1で引き分けたが、ノーサインながら投手は1回ずつ12人、野手は計39人を起用した。

 「私の役目は(1)環境づくり(2)コミュニケーション(3)各自の目標の明確化です。人間形成に重要な4年間をどう生き、人生にどう生かすか考えてもらう」。リーグ戦連覇と早慶戦勝利、日本一へのチーム目標は変わらないが、36年間身を置いた社会人野球とは違う学生野球の本質を30歳以上離れた後輩たちと模索していく。

 そのために116人の全部員と今月中に個人面談を実施していく。151キロ左腕・佐藤との面談は1時間半を超えたというが「(選手は)意外としっかりしている」と手応えを感じていた。

 堀井監督は11月までJR東日本野球部の監督として15年間指揮。11年には都市対抗も制している。今秋の明治神宮大会制覇で勇退した大久保秀昭監督(50)の後任となった。

続きを表示

2019年12月1日のニュース