カージナルスが敵地アトランタで先勝 8回に同点 9回に一挙4点

[ 2019年10月4日 10:32 ]

9回に勝ち越して歓喜するカージナルスの選手たち(AP)
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 ナ・リーグの地区シリーズが3日に始まり、アトランタ(ジョージア州)ではカージナルス(中地区1位)がブレーブス(東地区1位)を7―6で下して先勝。1―3で迎えた8回、今季34本塁打を放っていた主砲ポール・ゴールドシュミット(32)のソロ本塁打で1点差としたあと、代打マット・カーペンター(33)の左前適時打で同点に追いついた。

 9回には今季12セーブを挙げているブレーブスのマーク・メランコン(34)を攻め立て、長短4安打と2四球などで4点を奪って勝ち越した。

 ブレーブスは9回、今季41本塁打を記録していたロベルト・アクーニャ(21)の2ランと、38本塁打のフレディー・フリーマン(30)のソロで6―7としたが後続が倒れて同点に持ち込めなかった。ホームでは今季50勝31敗だったが、ロードで41勝40敗だったカージナルスに敗れて黒星発進。2001年のリーグ優勝決定シリーズ以来、プレーオフでは9シリーズ連続で敗退しているが(リーグ・ワーストはカブスの10シリーズ連続)、今季もまた苦しい立場に追い込まれた。

 カージナルスは元巨人のマイルズ・マイコラス(31)が先発して5回まで3安打、1失点と好投。昨季の18勝4敗に対して今季は9勝14敗と成績はいまひとつだったが、プレーオフの大事な試合では踏ん張った。なおこのシリーズの第2戦は4日に行われる。

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