巨人にマジック「9」再点灯 今永に10Kも岡本逆転27号2ラン&2打席連発28号 最短Vは15日

[ 2019年9月10日 21:03 ]

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2019年9月10日    横浜 )

<D・巨>8回2死 ソロ本塁打を放ちハイタッチする岡本 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 5年ぶりのセ・リーグ優勝を目指す巨人が2位・DeNAとの直接対決3連戦初戦に4―2で勝利を収め、優勝マジック9が再点灯した。最短Vは15日。

 大逆転で21年ぶりVを目指すDeNAは痛恨の5連敗。巨人とのゲーム差が5に開き、一度は復活した自力Vの可能性が消えるとともに、3位・広島にゲーム差なしの3毛差に迫られた。

 巨人はDeNAの先発左腕・今永に5回まで1安打に抑えられていたが、6回に主砲・岡本が左中間スタンドへ起死回生の27号2ランを放ち、逆転に成功した。8回には、この回から登板した2番手・エスコバーから先頭の亀井が左前打を放って出塁すると、エスコバーのけん制悪送球で二塁へ進んだ後、坂本勇の送りバントで1死三塁。丸の左犠飛で貴重な3点目が入ると、さらに岡本が左中間スタンドへ2打席連発となる28号ソロを放って試合を決めた。

 DeNAはリーグ単独トップ14勝目を狙った今永が6回に岡本に痛恨の2ラン被弾で逆転を許し、8回には2番手・エスコバーが岡本に2打席連発の28号ソロを浴びるなどリリーフ失敗に終わった。

 巨人は8月24日に優勝へのマジック「20」が初点灯したが「16」まで減らしていた9月1日に消滅。マジック点灯は8月31日以来10日ぶりで、最短Vとなる15日にも原監督が宙を舞う。

続きを表示

2019年9月10日のニュース