U18侍、日韓対決は投手戦に 佐々木が初回緊急降板も2番手・西が好投 5回終えて0―0 

[ 2019年9月6日 19:45 ]

第29回WBSC U18ワールドカップ スーパーラウンド   日本―韓国 ( 2019年9月6日    ドリームボールパーク )

4回2死一塁、相手打者を遊ゴロ併殺に抑え、遊撃手の武岡(中央右)を笑顔で迎える西(同左)=撮影・木村 揚輔
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 「第29回WBSC U18ワールドカップ」は6日、スーパーラウンド第2戦が行われ、高校日本代表は韓国代表と対戦。初回限りで163キロ右腕の佐々木(大船渡)が緊急降板するアクシデントが発生したが、2番手の西(創志学園)が好投。日韓対決は5回を終えて0―0の投手戦となっている。

 佐々木は右手を気にするそぶりを見せ、初回のみで緊急降板するアクシデント。5番・右翼で先発出場していた西が急きょマウンドに上がった。西は最速150キロの直球をコーナーに投げ分け、韓国打線を4回まで3安打に抑える投球。5回に2死一、二塁のピンチを背負い、2番のキム・ジチャンに右前打を許したが、右翼の宮城が本塁へ好返球。二塁走者の生還を阻み、先制点を許さなかった。

 打線は韓国先発のソ・ヒョンジュンに苦戦し、5回まで3安打で無得点。敗れれば決勝進出に黄信号がともる一戦は、息の詰まるような投手戦となった。

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