巨人ついに今季ワーストタイ6連敗…最下位ヤクルトに完敗 ヤクルト・石川170勝&G戦30勝目

[ 2019年9月6日 21:26 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―2巨人 ( 2019年9月6日    神宮 )

<ヤ・巨>8回、凡ミスの連続で追加点を許した原監督は頭を押さえる(撮影・村上 大輔)
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 最下位のヤクルトがマジック再点灯へ足踏みが続く首位・巨人に5―2で勝利を収めて連敗を阻止。借金を23に減らした。巨人は7月31日から8月6日に喫して以来2度目となる今季ワーストタイの6連敗。2位・DeNAも中日に敗れたため2・5ゲーム差は変わらなかったが、最大18あった貯金が12に目減りした。

 ヤクルトは初回に主砲のバレンティンがバックスクリーンへ30号2ランを放って先制。山田哲、村上に続いてのシーズン30本塁打で球団史上27年ぶり2度目の30発トリオ誕生となると、投げては39歳の先発左腕・石川が6回1失点と好投して試合をつくった。

 1点差のまま迎えた8回にはバレンティンと村上の安打で作った1死一、三塁で松本がスクイズを成功させ待望の3点目が入ると、さらに巨人3番手・田口の本塁へのグラブトスが野選&悪送球となり、奥村が四球を選んで1死満塁。代打・青木の死球で押し出しとなり4点目が入ると、4番手・鍬原の暴投でもう1点を加えて逃げ切った。石川は今季7勝目(5敗)で現役最多の通算170勝目。巨人戦は今季3勝目で通算30勝目となった。

 巨人は4回、先頭の坂本勇が左前打を放つと岡本が20打席ぶり安打となる中前打で続いて無死一、二塁とし、ゲレーロが3連打目となる右前適時打を放って1点差。大城も4連打目となる中前打を放ってなおも無死満塁とチャンスが続いたが増田大が中飛に終わった後で小林が三ゴロ併殺打。6回にも1死一、二塁としたが、増田大が二ゴロ併殺打に終わり、9回に4番手・マクガフから亀井が左越え13号ソロを放ったが、そこまでだった。

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