松井氏 由伸巨人前監督と初W解説 現役時代のエピソードで笑い「右中間に打球上がったら動かなかった」

[ 2019年8月29日 21:02 ]

セ・リーグ   巨人―広島 ( 2019年8月29日    東京ドーム )

<巨・広>高橋由伸氏(右)と笑顔で解説する松井秀喜氏(撮影・森沢裕)
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 巨人OBでメジャーでも大活躍した松井秀喜氏(45)が、高橋由伸巨人前監督(44)と29日、日本テレビ地上波中継中の巨人―広島戦(東京ドーム)で、初の“ダブル解説”を務めた。

 松井氏と高橋前監督は1998年から5年間一緒にプレー。松井氏は「今さらながら何か2人とも辞めたんだなという感じです。由伸はもう監督まで経験してますからね、こうやってここに座るっていうのは年をとったということです」と感慨深げ。高橋前監督は「何か不思議な感じです」と楽しげに現役時代のエピソードを披露。

 現役時代には主に松井氏が中堅、高橋前監督が右翼に入ってプレー。松井氏は「(由伸は)守備は本当にうまかったですから、右中間に(打球が)上がったら僕は動かなかった」と笑いを誘った。さらに「右中間にフライ上がると(由伸と)一瞬目が合うんです。その時僕はもう後ろに(カバーに)回ってました。その方が確実なんで」と当時の守備での“約束事”を明かすと、高橋前監督は「どちらかというと僕ら2人とも右に意識を寄らして守ってました」とコメント。その理由について松井氏は「僕はレフトのケアにちょっと追われてたんで、先輩なので名前は言えませんが…」と、1年先輩の清水隆行氏を冗談交じりにイジるトークで盛り上げた。

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