巨人、4年ぶりの1イニング2桁得点でマジック減らし 丸が47年ぶり1イニング5打点

[ 2019年8月29日 21:10 ]

セ・リーグ   巨人12―4広島 ( 2019年8月29日    東京D )

<巨・広>3回2死満塁、丸が満塁ホームランを放ち原監督が大喜びで丸ポーズを作って出迎える(撮影・篠原岳夫)
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 巨人打線が3回に4年ぶりの1イニング2桁得点をマークするなど大爆発。3位・広島に12―4と圧勝して2連勝し、5年ぶり優勝へのマジックを「18」とした。

 巨人は2回、大城が右翼線へ2点適時二塁打を放って2―1と逆転し、3回には岡本の2試合連発となる26号3ランを含む6連打などで広島先発のエース大瀬良をKO。2番手・塹江から丸が移籍後初となる満塁アーチをバックスクリーンに叩き込むなどこの回打者15人で一挙10点を挙げて試合を決めた。丸はこの回、満塁弾の前に適時打も放っており、1イニング5打点は1972年6月23日ヤクルト戦の高田繁以来47年ぶり3人目、4度目となる球団タイ記録の快挙となった。

 投げては先発の桜井が7回を7安打3失点と好投して今季8勝目(3敗)を挙げた。

 広島は今季3度目の中5日先発となった大瀬良が3回途中10失点KO。大瀬良の10失点はプロ1年目の2014年6月7日ソフトバンク戦(マツダ)で1回0/3を投げ10失点(自責6)して以来5年ぶり2度目となる自己ワーストタイ。3番を打つ主砲・鈴木もこの3連戦で13打席連続ノーヒットに終わるなど奮わなかった。

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