広島・田中広輔が右膝手術 3連覇貢献の切り込み隊長に試練続く2019年

[ 2019年8月29日 15:24 ]

広島・田中広輔
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 広島は29日、田中広輔内野手(30)が前日28日に広島市内の病院で右膝半月板部分切除手術を受けたと発表した。全治は不明。

 切り込み隊長として球団初のリーグ3連覇に大きく貢献した田中は2015年4月1日のDeNA戦(横浜)で「6番・遊撃手」としてスタメン出場して以来フルイニング出場を続け、チームの3連覇が始まった2016年から3年連続でフルイニング出場。

 だが、今季は打撃不振が続き、6月20日のロッテ戦(マツダ)でドラフト1位ルーキーの小園にスタメンを譲り、連続フルイニング出場が前日19日ロッテ戦(マツダ)までの635試合でストップ。翌21日のオリックス戦(マツダ)で2試合連続のスタメン落ちとなると最後まで出場機会がなく、セ・リーグ現役最長の連続試合出場記録も636試合で止まった。

 その後は徐々に出番が減り、今月22日にはプロ1年目の2014年9月以来5年ぶりに出場選手登録を抹消されていた。今季の成績は97試合出場で打率・193、27打点、3本塁打。昨季は自身初のゴールデングラブ賞に輝いた守備でも9失策と精彩を欠き、盗塁も8にとどまっていた。

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