大船渡・佐々木に野球解説者が太鼓判 ダルより大谷より「完成度は上」「プロの打者も苦戦する」

[ 2019年8月3日 16:37 ]

大船渡・佐々木
Photo By スポニチ

 ABCテレビ「開幕直前!!渡部・ザキヤマの高校野球研究部4~レジェンドが“あの”真実を語るSP」が3日放送され、第101回全国高校野球選手権岩手大会決勝で敗れた大船渡の最速163キロ右腕・佐々木朗希投手(3年)に野球解説者たちがそろって太鼓判を押した。

 あのレジェンドは今年でいうと誰か…というコーナーで、奥川恭伸(星稜)が松坂大輔(横浜)、来田涼斗(明石商)が高橋由伸(桐蔭学園)、山瀬慎之助(星稜)が谷繁元信(江の川)と並び称されたが、甲子園出場を逃した佐々木は「元祖怪物」こと江川卓(作新学院)と「伸びのあるストレートとしなやかなフォーム」が共通していると紹介された。

 巨人で江川とチームメートだった槙原寛己氏(55)は「足を高く上げる姿も非常に似ている」とし、「20歳ぐらい…2年目か3年目には(プロの)ローテーションで回ってくると思う。球界の宝になることは間違いない」と断言。関本賢太郎氏(40)が「プロの打者も大分苦戦すると思う」と言えば、金村義明氏(55)は「(高校時代の)ダルビッシュも大谷も見たけど、投手としての完成度は彼の方が上」とその素材の良さを絶賛した。

 槙原氏は現役時代の江川について「プロに入って象みたいな体になっちゃったけど、走ると速い。佐々木くんもそういうのを持ているのでは」と、高校野球史上最速の163キロをマークした逸材にさらなる期待を寄せていた。

続きを表示

2019年8月3日のニュース