エンゼルス ウォルシュ自身初の二刀流起用 一塁守備&登板し1回無失点

[ 2019年7月20日 14:38 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―10マリナーズ ( 2019年7月19日    シアトル )

 ジャレド・ウォルシュ内野手(25)がメジャーで自身初となる二刀流起用された。この日、マイナーから昇格した一塁兼投手は、7回から一塁守備で出場。8回の打席では右飛に倒れた。するとその裏、4番手としてマウンドへ。登板して1イニングを1安打無失点、1四球2三振だった。

 なおチームはこれによりDHが解除され、「3番・DH」で出場していた大谷翔平投手(25)は打線から外れ、代わりにガルノーが「3番・一塁」で入った。

 今季メジャーデビューを果たしたウォルシュは、ここまで野手として11試合に出場。投手として3試合に登板していた。ただ、投打二刀流の2つの役割を同じ試合でこなしたことはなかった。

 左腕からの直球は最速91・6マイル(約147キロ)を計測。80マイル(約129キロ)前後のカーブとのコンビネーションで攻めた。先頭ネグロンを四球で歩かせ、続くゴードンに遊撃内野安打を許し無死一、二塁のピンチを背負ったが、2つの空振り三振と投ゴロで切り抜けた。

 大谷は昨年10試合に登板したが、全てDH制があるア・リーグ相手の試合で、打席には立たなかった。ここまでメジャーでは、同じ試合で投打二刀流の2つの役割をこなしたことはない。

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2019年7月20日のニュース