オリオールズのデービスに快音なし ついに53打数連続ノーヒット

[ 2019年4月12日 11:41 ]

7回に四球で出塁したオリオールズのデービス(AP)
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 大リーグ・オリオールズのクリス・デービス(33=Chris・Davis)が11日に地元ボルティモアで行われたアスレチックス戦に7番・一塁で先発。7回に四球で出塁したあと、暴投で2点目のホームを踏んだが、それ以外の打席は中直、遊ゴロ、三振に終わり、昨年9月14日のホワイトソックス戦で二塁打を放って以来、続いている無安打記録は「53打数(今季は32打数)」にまで伸びてしまった。

 従来の記録は2011年にドジャースのユーヘニオ・ベレスが記録していた「46打数」だったが、デービスは8日のアスレチックス戦(5打数無安打)でこの不名誉な記録を更新。「ライナー性の当たりもあったのでかなり良くなっている。自分の仕事を続けるだけだ」と語ったものの、出場今季11試合目でも“長いトンネル”から抜け出ることはできなかった。

 デービスは2013年にア・リーグの本塁打王(53本)となったが、昨季は自己ワーストの打率・168と大不振。今季は7年、1億6100万ドル(約180億円)契約の4年目だが、金額に見合わない内容とあって、ホームで1勝6敗となった地元のファンからはブーイングを浴び続けている。

 試合はアスレチックスが8―5で勝って3連勝で9勝8敗。オリオールズとは対照的に?4番のクリス・デービス(31=Khris・Davis)が2本のホームランを放って勝利に貢献した。

 オリオールズは3連敗で5勝8敗。デービスの不振が影響して、ここ8戦では7敗目を喫し、今季成績は5勝8敗となった。

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