大谷、同郷の163キロ大船渡・佐々木に期待「凄いなと思いました」

[ 2019年4月11日 11:22 ]

エンゼルスの大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)が10日(日本時間11日)、同じ岩手県出身の大船渡高の佐々木朗希投手(3年)に高い期待を寄せた。

 佐々木は6日にU―18高校日本代表候補1次合宿の紅白戦で、大谷が花巻東時代に投げた160キロを上回り高校生最速記録となる163キロを投げた。「ネットニュースで見ました。凄いなと思いました」と穏やかに目を細めながら話した。

 「岩手県の高校なので。公立高校ですけど、甲子園で是非見てみたいなというか。母校(花巻東)も応援したいですけど、お互い頑張ってほしいなと思います」

 大谷は高3夏、7月19日の県大会準決勝、一関学院戦で初めて160キロを投げた。6回2死二、三塁のピンチで見逃し三振を奪った直球が、岩手県営野球場のスピードガンで高校生初の大台160キロと計測された。だが、決勝は盛岡大付に敗れ、最後の3年夏は甲子園の土を踏むことができなかった。

 同郷で長身の本格派速球右腕、と共通項は多い。「それだけレベルの高い選手がどんどん出てくるというのは、もちろん素晴らしいこと。楽しみじゃないですか」と喜んでいた。

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2019年4月11日のニュース