城所氏の引退セレモニー 柳田を3球三振、右翼席へ大遠投「コーチで日本一に」

[ 2019年3月3日 14:54 ]

オープン戦   ソフトバンク―阪神 ( 2019年3月3日    ヤフオクD )

<オープン戦 ソ・神>引退セレモニーであいさつする城所(撮影・岡田 丈靖)
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 昨季限りで引退した元ソフトバンクの城所龍磨氏(33)の引退セレモニーが試合前に行われた。「待機ばかりしていた15年間でしたが、ファンの皆さんの応援のおかげでプレーできました。本当にありがとうございました」とファンにあいさつした。

 セレモニアルピッチでは投球前に目薬を差すパフォーマンス。柳田との1打席対決では初球、2球目で空振りを奪って2ストライクと追い込むと、最後は135キロの直球で空振りとし、3球三振にしとめた。

 捕手を務めた福田からメモリアルボールを渡されると、右翼席に向かって大遠投。「115メートルは行ってると思う」とニヤリ。「売りは肩だと思っていたので、放物線を描けるように練習してきた。福田がケガしたら行ける準備しておきます。待機中ですね」と最後までちゃめっ気たっぷりだった。

 将来的な夢にはソフトバンクでの指導者になることを挙げ、「選手で日本一、コーチで日本一になりたい。勉強して“ユニホームを着てくれ”と言われるように努力していきたい」と話した。

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