東尾氏、巨人ドラ1高橋の課題指摘 打者13人で空振りゼロ「フォームに工夫が必要」

[ 2019年2月11日 08:48 ]

巨人・春季キャンプ ( 2019年2月10日 )

力投する高橋(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 【東尾修 CHECK!】ドラフト1位左腕の高橋に注目していた。3回2安打1失点だったが、課題が見えたマウンドだった。

 5日のシート打撃では打者7人から4度、空振りを奪ったが、この日は打者13人と対戦して空振りゼロ。坂本勇、岡本らとは2度目の対戦でもあり「何であの変化球を振らないんだろう」と思ったに違いない。前回登板の映像では、テークバックが小さくソフトバンクの和田のような、打者がボールを見にくいタイプだと思ったが、ネット裏から見た限りはオーソドックスに近いフォーム。1年通して戦うためには、球の出どころのわかりづらいフォームなど工夫が必要となりそうだ。

 チームは野手陣を積極補強したが、バックアップは手薄で不安が残る。投手も救援陣が未知数で逆算ができない状況。先発左腕も手薄だけに、高橋の成長が大きな鍵の一つになりそうだ。

続きを表示

2019年2月11日のニュース