ヤクルト・村上、ゴルフ&“ハンマー投げ”トレで覚醒へ 石井打撃コーチが発案

[ 2019年2月7日 09:00 ]

ヤクルト・春季キャンプ ( 2019年2月6日 )

全体練習前、ゴルフクラブでスイングする村上(撮影・村上 大輔)
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 【キャンプ追球 ここにFOCUS】高卒2年目で飛躍を期すヤクルト・村上が全体練習前の早出練習で手にしたのはゴルフのドライバーだった。ティーアップしたプラスチックの公式球大の球を打ち続けた。「野球の練習でゴルフクラブを使ったのは初めて。体が開かないことを意識しました」。発案したのは石井打撃コーチ。自身が愛用するクラブを練習用に提供した同コーチは意図を「左肩が先に出て体が開いてしまってはいけない。バットは最後に出てこないと。左脇を締めてバットを内側から出すことを意識させた」と説明した。

 その前には「バット投げ」のトレーニングを導入。折れて使用不能となった木製バットを使い、スイング中に手を離し、ハンマー投げのように沖縄の青空へ向けて放り投げた。「バットをこねないように。こねてしまうと真っすぐ飛ばない」と石井コーチ。ボールを面でとらえ、手首を返さず中堅方向に飛ばすことをイメージした。「まだ効果は分からない」と慎重に話す村上は、チーム初実戦となる7日の紅白戦に臨む。(黒野 有仁)

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2019年2月7日のニュース