【26日の主な契約更改】楽天・岸、現状維持の3億 ロッテ井上はキャリアハイで270%増!

[ 2018年11月26日 20:10 ]

<楽天・岸契約更改>契約更改後、クリスマスグッズを手に笑顔の岸(撮影・荻原 浩人)
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 プロ野球の楽天、ロッテ、DeNA、阪神で26日、契約更改交渉が行われた。

 楽天・岸孝之投手(33)は現状維持の3億円でサインした。来季が4年契約の3年目。今季は11勝4敗、防御率2・72で自身初の最優秀防御率のタイトルを獲得。ゴールデングラブ賞にも輝いた。「1年間投げ続けたことを評価して頂いた。僕も先発として、それを一番に考えている。僕も満足しているし、球団にも満足して頂けたのはうれしい」と笑顔を見せた。

 ロッテの井上晴哉内野手(29)は今季1350万円から270%増の年俸5000万円で契約を更改した。今季133試合に出場し、打率・292、24本塁打、99打点、1盗塁とあらゆる場面でキャリアハイをたたき出し「そんなにもらっていいの?と思いました。今年、精いっぱいやって、すごく評価をしていただきました」と喜んだ。

 阪神の陽川尚将内野手は1150万円アップの2000万円(推定)で更改。今季は75試合に出場し、打率2割5分2厘、6本塁打、48打点と、自身過去最高の成績をマーク。プロ入り初の4番を任されるなど、中軸での出番が多く飛躍の年となった。10月には右肘のクリーニング術を受けるなど現在もリハビリ中だが、「順調です」と経過は良好だ。

 高山俊外野手(25)は600万円ダウンの3200万円でサイン。今季は3度の2軍降格を味わい、1軍では45試合出場で、打率は1割7分2厘。1本塁打14打点と、プロ3年間で最も成績の悪いシーズンとなった。「1年間通しての結果。僕自身も分かっている。来年は自信があります」と巻き返しへ強い決意を口にした。(金額は推定)

<26日の主な契約更改>

【ロッテ】
井上晴哉内野手5000万円(+3650万円)
中村奨吾内野手7000万円(+3500万円)
細谷圭内野手2020万円(−500万円)
【楽天】
石原彪捕手500万円(±0)
菅原秀投手1100万円(−100万円)
山下斐紹捕手1200万円(+140万円)
岸孝之投手30000万円(±0)
【DeNA】
戸柱恭孝捕手3300万円(―500万円)
嶺井博希捕手2700万円(+800万円)
楠本泰史外野手1080万円(+380万円)
【阪神】
小野泰己投手2700万円(+900万円)
飯田優也投手1900万円(−100万円)
高山俊外野手3200万円(−600万円)
植田海内野手1400万円(+850万円)
陽川尚将内野手2000万円(+1150万円)

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