DeNA・戸柱 500万円減で更改 初の年俸ダウン「自分が招いたこと」

[ 2018年11月26日 14:02 ]

会見するDeNA・戸柱
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 DeNAの戸柱恭孝捕手(28)が26日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、500万円減の来季年俸3300万円(推定)で更改した。

 今季はプロ3年目で自己最少となる25試合の出場にとどまり、10安打、打率・179、1本塁打、6打点に終わった。1年目オフは1050万円増、昨オフは1800万円増と順調に昇給していたが、初の年俸ダウンとなった。

 「今年は力になれなかった。自分が招いたこと。CSを逃し、力になれず責任を感じています。チームとファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです」

 終始厳しい表情で会見した戸柱。3年目で初めて長いファーム生活も経験した。「万永監督はじめ、コーチ陣の皆さんが僕が変われる、自分を見直すきっかけを与えてくれた。やりやすい、いい環境を与えてもらった」と2軍首脳陣への感謝を口に。「今年ファームで過ごした時間を必ず生かせるように。自分のやるべきことをやれば、おのずと結果はついてくる」と巻き返しへの強い気持ちをのぞかせた。

 シーズン中にオリックスから加入した伊藤、嶺井ら捕手の競争は増してきている。

 「人は関係ない。自分の数字より、チームを勝たせられるように。一番の目標は優勝すること」と具体的な数字は口にはせず、攻守で勝利に貢献することを掲げた。

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2018年11月26日のニュース