阪神 マテオに代わる右腕ジョンソン獲得へ 球団本部長「基本はリリーフ」

[ 2018年11月17日 08:30 ]

阪神から自由契約となったマテオ
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 阪神が、新外国人投手としてピアース・ジョンソン投手(27=ジャイアンツ)の獲得調査を行っていることが16日、分かった。ある球団幹部は「最終局面に来ている」といい、すでに大筋合意に達している模様。詰めの作業を進めている段階とみられ、今月中にも“虎のジョンソン”誕生となる可能性がありそうだ。

 阪神は、昨年最優秀中継ぎ投手にも輝いたマテオを今オフに自由契約として、新たな救援投手を探していた。ジョンソンは12年ドラフトで、カブスに1位で指名された右投手。17年にメジャーでデビューし、今季からジャイアンツに移籍すると、37試合に登板し、3勝2敗と活躍した。平均150キロの直球を軸に、変化球も切れ味がある1メートル90の大型右腕。元々は先発していた過去もあり、独特の軌道を持つカーブが魅力の1つだ。

 谷本修球団本部長は「良い投手みたいですね。調査している段階です」がリストアップしていることを認め、「どちらも行けるみたい。基本はリリーフでしょうが」と、救援投手として評価している点も明かした。三振を取る能力が高く、マテオの後釜としてのブルペン強化策の1つ。最下位からの巻き返しに燃える阪神には、大きな戦力となりそうだ。

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2018年11月17日のニュース