ハム3位・生田目「武田久さんのように長く野球を」 目指すは開幕1軍

[ 2018年11月16日 19:25 ]

仮契約を終えた日本ハム3位の日本通運・生田目
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 日本ハムにドラフト3位で指名された生田目翼投手(23=日本通運)が16日、埼玉県さいたま市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金6000万円に年俸1000万円(いずれも推定)。同社で投手兼コーチを務める元日本ハムの先輩を引き合いに、「武田久さんのように長く野球ができる、素晴らしい選手になりたい」と話した。

 今季の日本ハムの指名選手の中では、唯一の社会人である最速155キロの右腕。「即戦力で獲っていただいたので開幕から1軍で投げたい」と自覚を口にした。

 流通経済大時代は15年の全日本大学選手権で同大を29年ぶりの準優勝に導いた。この際の「公務員になりたい」という発言で話題を集めたが、この日は「当時は、プロっていうのは夢のような世界だと思っていました。まだ子供だったかな」と懐かしがった。

 大学4年では故障に泣き、16年ドラフトは指名漏れ。それでも「17年の都市対抗野球決勝は自分の中で良い経験になっている。アマで長く野球をやって、あと1つという試合ができた重みは強みになるはず」。紆余曲折はあったが、経験を力にプロの世界に飛び込む。

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2018年11月16日のニュース