松坂世代の広島・永川 来季完全復活だ「若い子たちを下から突き上げたい」

[ 2018年11月16日 05:30 ]

 松坂世代の一人、広島・永川が38歳で迎える来季17年目の進化に自信を示した。本拠地などで精力的に下半身強化に努めており、「今季はスクワットを1回たりともできなかった。それが今秋はできるところから始まる。鍛えがいがあるし、楽しい日々を送れている」と語った。

 慢性的な痛みを抱えていた左膝を昨年9月に手術。2年ぶりの1軍登板となった6月7日の日本ハム戦を皮切りに今季は22試合で2勝0敗、防御率4・82を残して完全復活への第一歩を刻んだ。

 「中継ぎは投げてナンボ。若い子たちを下から突き上げたい。彼らより下にいるので、後ろから抜いて1試合でも多く投げたい」。通算165セーブを誇る投手最年長。動ける体に喜びを感じながら再び勝利の方程式に食い込むつもりだ。

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2018年11月16日のニュース