ノック難しい…中日・荒木コーチが居残り特打 最後は納得「うん、完璧!」

[ 2018年11月16日 16:53 ]

室内練習場でノックに励む荒木2軍内野守備走塁コーチ
Photo By スポニチ

 今季限りで現役を引退し、指導者に転身した中日の荒木雅博2軍内野守備走塁コーチ(41)が16日、ナゴヤ球場で行われている秋季キャンプで居残り「特打」を行った。

 全体練習が終わり、静かになった室内練習場に響く打球音。音の主は選手ではなく新米コーチだった。

 昨年、2000安打を達成し、名球会入りした荒木コーチ。今月24日に行われる名球会ベースボールフェスティバルでのセパ対抗試合に向けての調整と思いきやひたすら30メートル先のネットめがけ、ノックを打ち続けた。

 「難しい…。こうなると弱いし、5バウンドが一番良いな」

 1人で黙々と受ける人のいないノックを打ちながら、どういう打球が捕球しにくいか、現役時代を思い出すように転がり方や跳ね方を見極めていた。

 最後は「今のゴロが一番取りにくいな。うん、完璧!」と納得顔を見せた。

続きを表示

2018年11月16日のニュース