ロッテ 今季限りで現役引退の大隣、根元、金沢、岡田の4選手全員のコーチ就任発表

[ 2018年10月16日 16:59 ]

今季限りで引退した大隣(撮影・岡田 丈靖)
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 今季限りで現役引退していたロッテの大隣憲司投手(33)、根元俊一内野手(35)、金沢岳捕手(34)、岡田幸文外野手(34)は16日、千葉市内の球団事務所で交渉し、全員のコーチ就任が発表された。

 今季テスト入団した通算52勝の大隣は2軍投手コーチ。2013年に国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を行い、克服した経験も買われ、若手投手育成を託される。

 根元はロッテ一筋13年。内外のすべて守れる器用さもあり、本職である鳥越ヘッドコーチのアドバイスも受けられることから、1軍内野守備走塁コーチに抜てきされた。

 現役16年だった金沢は2軍バッテリーコーチに就任。技術面だけではなく、人格者として人間教育も託せると判断された。

 また、守備の名手としても名高く、ゴールデングラブ賞2度の岡田は球団と契約し、派遣コーチとして地元栃木に本拠地を置く独立リーグ、ルートインBCリーグ・栃木で指導することになった。

 根元は22日に始まる秋季練習から指導。大隣、金沢は18日からフェニックス・リーグに参加している2軍に合流する。

 ▼大隣 また、恩返しできる場所ができた。コーチ経験はないのでえらそうなことは言えませんが、選手に寄り添えるというか、一緒に成長したい。今まで以上に責任感が出てきました。

 ▼根元 正直、驚いたけど、これだけありがたい話はない。自分には何ができるか、考えながらやりたい。

 ▼金沢 1軍の戦力になれるよう、全力サポートしたい。人間として最低限のことができなければ、プレー面にも表れてしまう。気配り、目配りを大切にしたい。

 ▼岡田 (栃木に自宅があり)10年間、単身赴任だったので勇断にも気を使っていただいた。一緒にNPBがゴールではなく、1軍で勝利に貢献できる選手を育てたい。

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2018年10月16日のニュース