日本ハム・矢野が引退会見 「一番良かったのは仲間ができたこと」ファン声援にも感謝

[ 2018年10月10日 13:41 ]

試合前に引退会見を行った矢野(撮影・高橋茂夫)
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 今季限りでの現役引退を表明している日本ハム・矢野謙次外野手(38)が10日、札幌市内の球団事務所で会見を行い「(現役)16年間、ファンの方々の温かい声援のおかげで、ここまで頑張ることができた」と感謝した。

 02年ドラフト6巡目で巨人に入団。06、07年にはともに自己最多の103試合に出場したが、主に代打の切り札として活躍した。15年途中にはトレードで日本ハムに移籍。移籍直後の出場3試合で2度もお立ち台に立つなど新天地でも勝負強い打撃で存在を示した。

 巨人、日本ハムでもチームメートから慕われたベテランは「16年やっていれば、良いこと、悪いこともあったけど、一番良かったのは、勝てば一緒に笑って、負ければ一緒に悔しがる仲間ができたこと」と笑顔。午後6時開始のロッテ戦(札幌ドーム)で代打で現役最後の打席に立ち、試合後には引退セレモニーも行われる予定だ。

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