金足農・吉田輝星 正式にプロ志望表明 決断の理由は自信「全国大会で力を発揮できた」

[ 2018年10月10日 16:01 ]

意気込みを語る吉田(撮影・島崎忠彦)
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 今夏の甲子園大会で準優勝した金足農(秋田)の吉田輝星投手(3年)が10日、プロ志望届を提出。同校でプロ志望表明会見を行った。

 学生服姿で緊張した面持ちで登場した吉田が、自らの口で「プロ志望届を提出いたしました」とプロ入り希望を表明したもの。

 「甲子園が終わってからたくさんの人たちと話し合い、プロ野球志望届を提出しました」とし、決断に至った時期については「国体が終わって秋田に帰ってから、しっかり話し合って決めました。4日でした」と説明。「甲子園と国体を通して、全国大会で自分たちの力を発揮して勝てたのが自信につながってこういう決断をしました」「プロ野球選手は幼い頃からの夢だった」と語った。

 当初は八戸学院大への進学一本に絞っていたが、心境が変化。今月4日には金足農・中泉監督から八戸学院大へ進学を辞退する申し出があり、同大・正村監督も了承した。

 DeNAなどが資質に加えてスター性も高く評価し、1位候補として検討する球団は多い。2日の福井国体では自己最速を2キロ更新する152キロをマークしており、成長も続く。25日のドラフト会議では、複数球団の競合が必至となりそうだ。

 ◆吉田 輝星(よしだ・こうせい)2001年(平13)1月12日生まれ、秋田市出身の17歳。小3時に天王ヴィクトリーズで野球を始め、5年から投手一筋。天王中では県ベスト4。金足農では1年秋からエース。今春は県大会を制し、夏の甲子園では準優勝。9月のU18アジア選手権で高校日本代表入りした。1メートル76、81キロ。右投げ右打ち。

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