ソフトバンク・上林20号で13年ぶりの“20発カルテット”

[ 2018年9月15日 18:59 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―11西武 ( 2018年9月15日    メットライフ )

<西・ソ>9回ソロ本塁打を放ちハイタッチをかわすソフトバンク・上林 (撮影・白鳥 佳樹)
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 狙って打った一発だった。ソフトバンク・上林は9回1死、西武・野田の初球の変化球を捉え、バックスクリーンまで運んだ。「初球の変化球も、ホームランも狙った。でも、バックスクリーンに行くとは思わなかった」と目を丸くした。

 自身初の20本の大台に到達。王手を懸けてから「ガチガチだった」と足踏みし、9月2日の楽天戦以来、8試合ぶりのアーチだった。この日は2回と6回の打席でもポール際への大きなファウルを打ち込んでいた。先頭の川島に触発された。直前に3号ソロを打ち込む姿を見て、「打ちたいと思った。(川島)慶三さんのおかげ」と笑顔。今季6度目の猛打賞と気を吐いた。

 チームでは柳田、デスパイネ、松田宣に続く20号。05年の松中・46本、ズレータ・43本、バティスタ・27本、城島・24本以来、13年ぶりの“20発カルテット”が完成した。西武3連戦の初戦を落としたが、「僕たちは毎試合負けられない。特に西武には他の球団より気持ちは入る。勝てる試合で打ちたい」と勝利への一発を誓った。

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2018年9月15日のニュース