大谷 右肘じん帯手術の可能性 現地メディアもトップ扱いで報道

[ 2018年9月6日 10:37 ]

<レンジャーズ・エンゼルス>1回、打席に入る準備をする大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスは5日(日本時間6日)、MRI検査によって大谷翔平(24)の右肘じん帯に新たな損傷が確認され、手術が推奨される状態にあると発表した。

 大谷は6月に右肘内側側副じん帯を損傷。しかし、この時はじん帯再建手術を回避して「PRP(多血小板血しょう)注射」による治療を選択した。治療が功を奏し、2日のアストロズ戦に先発して投手として3カ月ぶりに復帰したばかりだったが、その数日後に新たな損傷が判明。この衝撃的なニュースは現地でも大きく取り上げられている。

 大リーグの公式サイトは「エンゼルスが大谷にじん帯再建手術(TJ手術)を推奨」と速報で伝え、スポーツ専門局のESPN(電子版)もトップ扱い。全国紙のUSAトゥデー(電子版)もスポーツ面のトップは「エンゼルスが大谷にTJ手術を推奨」だった。

 推奨されている手術を受けるか受けないかは大谷の本人次第。エプラーGMも「まずやらなければいけないことは、大谷が手術を望んでいるかどうかを確認すること」と話している。

 打者としては中軸を任されている大谷だが、野手がTJ手術を受ける場合は投手に比べて早く戦列に復帰することが可能。ドジャースのシーガーは5月に手術を受けたが、来季の開幕にはチームに復帰できる見込みだという。ただ、投手は手術から復帰まで14カ月から1年半を要するのが一般的で、仮に大谷がきょう手術を受けても、来季いっぱいは投手としての復帰は見られないことになる。

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2018年9月6日のニュース