ハム宮台、プロ初先発は5回途中2失点 51年ぶり東大出身投手白星お預けも「投げ切れた」

[ 2018年8月23日 19:52 ]

パ・リーグ   日本ハム―ソフトバンク ( 2018年8月23日    東京D )

プロ初登板初先発の日本ハム・宮台(撮影・大塚 徹)
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 日本ハムの東大出身左腕・宮台康平投手(23)が23日のソフトバンク戦でプロ初登板初先発し、4回2/3を投げて4安打6四死球で2失点。67年の井出峻(中日)以来51年ぶりの東大出身投手の白星はならなかった。

 初回の2死一、二塁のピンチでは松田宣を三振に斬った宮台だが、2回1死一塁から西田に中越え適時二塁打を許してプロ初失点。さらに牧原に中前適時打を許し、この回2点を失った。

 3回と4回も四死球で走者を出したが、しのいで無失点。5回2死二塁から中村晃に四球を与えたところで降板となった。東大出身左腕の注目のデビュー戦は、5回途中91球を投げて4安打6四死球で2失点。51年ぶりの偉業は次回登板以降に持ち越しとなった。

 宮台は「今日は気持ちで押していこうと思って投げました。思い通りにいくボールも、そうでないボールもありましたが、投げ切れたと思います。プロのマウンドは雰囲気がすごかった。自分への応援も聞こえ、安打を打たれたら相手の声援が聞こえる。緊張感はありました。(プロ初登板に)まずは、しっかりと投げ切れたので良かったです。これからは結果を求められるので、しっかりとやっていきたい」とコメントした。

 ドラフト7位ルーキーの宮台は2月の春季キャンプ期間中に腰痛を発症して出遅れたが、7月から先発を任されてイースタン・リーグ12試合で3勝1敗、防御率4・97。念願の1軍マウンドの切符をつかみ、「チャンスを頂いたので何とか期待に応えたい」と語っていた。

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