6点差追いつかれても 八戸学院光星、延長戦制す 明石商は初出場初勝利ならず

[ 2018年8月11日 14:04 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第7日・1回戦   八戸学院光星9―8明石商 ( 2018年8月11日    甲子園 )

<明石商・八戸学院光星>1回2死三塁、先制の本塁打を放つ八戸学院光星・東(撮影・平嶋 理子)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会第7日は11日、甲子園球場で行われ、第2試合は八戸学院光星(青森)と明石商(西兵庫)が対戦。一時は6点差を追いついかれた八戸学院光星が、延長10回に振り切って9―8で競り勝ち。2年ぶりとなる夏1勝を挙げた。

 八戸学院光星は初回2死三塁、4番・東がチェンジアップを振り抜いて先制となる右越え2ラン。県大会では初戦の2回戦から全5試合連続で初回に得点した打線が、聖地でも躍動すると、2回には1番・近藤、2番・竹岡の連続適時打や敵失などで4点を追加。4回にも竹岡の適時打で加点した。

 直後に4点を返されリードが2点に縮まると、直後の5回に先頭の東が今度は右中間へのソロ本塁打。7回に同点に追いつかれたが、迎えた延長10回2死一、二塁、3番手としてマウンドに上がっていた中村が左前にはじき返して熱戦にけり。チーム夏通算20勝目を引き寄せた。

 2回途中から2番手・福谷をマウンドに送る早めの継投などで勝機をうかがった明石商。4回までに6点のリードを許しながら、7回には同点に追いついて試合を振り出しに戻したが、最後は3番手の1年生、中森が打たれた。地方大会3年連続決勝敗退から勝ち取った初の選手権での初勝利はならなかった。

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