鳥取城北6年ぶり1勝ならず エース難波 鼻血もなんの147球力投

[ 2018年8月11日 12:13 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第7日・1回戦   龍谷大平安3―2鳥取城北 ( 2018年8月11日    甲子園 )

<龍谷大平安・鳥取城北>9回2死三塁、安井は左前にサヨナラ適時打。喜ぶ平安ナインの横では、敗れた難波がガックリと肩を落とす(撮影・井垣 忠夫)
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 鳥取城北(鳥取)が9回サヨナラ負けで6年ぶりの夏1勝を逃した。

 エース右腕の難波海斗投手(3年)は2―2同点の9回2死三塁から安井に左翼線へサヨナラ打を浴びた。2死から水谷に四球を与え、二盗、三盗を決められるなど足でも揺さぶられた。9回1死から鼻血が止まらなくなり、一度はベンチへ下がる場面もありながら、最後までマウンドを守り続けた。147球の力投だった背番号1は「最後の最後に打たれて申し訳ない。自分の失投です」と声を絞り出した。

 2点を追う8回に3本の長短打を集めて一時は同点に追いつく粘りも見せた。龍谷大平安の7安打を上回る8安打で終盤まで接戦を演じた。山木博之監督は「最後まで勝負してくれた。力は出し切れたと思う」と選手をねぎらった。

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