ハム石井一、痛恨悪送球　逆転負けに栗山監督「それも野球」

パ・リーグ   日本ハム３―４西武 （ 2018年8月3日    メットライフＤ ）

７回１死満塁、浅村の遊ゴロの送球を受けた石井一（左）が悪送球、西武が逆転
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　首位西武との直接対決で、日本ハムが痛恨の逆転負けを喫した。７回に１点差とされ、なおも１死満塁。２番手・宮西が浅村を遊ゴロに打ち取り、併殺かと思ったが、この回から二塁に入った石井一が一塁へまさかの悪送球。２者が生還し、そのまま逃げ切られた栗山監督は「それ（失策）も含めてが野球。トータルでやっている。我々が勝ちきれなかっただけ」とかばった。

　石井一が送球体勢に入ったところで一塁走者・源田が送球を避けようとして、かがむような姿勢で走ってきたが、石井一は「関係ない」と影響を否定。金子内野守備コーチも「焦るプレーではない」と指摘した。勝てば１・５ゲーム差とし、今カードで首位に立つチャンスもあったが、栗山監督は「全てがチームにとってプラスになるようにする」と切り替えていた。　（東尾　洋樹）